規則正しい生活と食事

便秘解消のポイント

 便秘を解消するためには、さまざまな方法がありますが、基本的に気をつけるべきポイントをまとめると、以下のようになります。

1)規則正しい生活
2)食事の改善
3)運動不足の解消
4)便秘薬の上手な利用
5)ストレスの解消
6)原因となる疾病の治療
7)その他

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朝起きたら水を飲む

 起きがけの冷たい水は、胃・結腸反射を起こし、大腸の蠕動運動を促して、便意を催すきっかけとなります。朝、起きたらすぐにコップ1〜2杯の水を飲む習慣をつけましょう。
 また、牛乳を飲むと、牛乳に含まれる乳糖が大腸を刺激して、蠕動運動を引き起こします。大人の場合、乳糖の分解酵素が不足しているため、完全に分解されないままの乳糖が大腸に達し、腸管を刺激することによるものです。
 冷たい水や牛乳を飲んでも効果がみられない場合は、炭酸飲料を試してみるのも良いでしょう。コーラ、サイダー、ソーダ水などの炭酸飲料は腸に冷たい刺激を与えるとともに、炭酸ガスの作用により、胃・結腸反射を起こさせると言われています。


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朝食は抜かない

 朝は食欲がない、食べる時間が無いなどの理由で朝食を抜く人は少なくありませんが、朝食をきちんと食べることは、便秘を解消したり予防したりする上でたいへん重要です。
 身体のメカニズムは、食事をとることで、胃・結腸反射による蠕動運動が起こり、便意を感じ、排便ができるようになっており、この胃・結腸反射は、朝食後に最も強く起こるからです。
 また、できるだけパンとコーヒーではなくて、ご飯とお味噌汁の和食をとるようにすると、より効果的と言えます。

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朝食後はトイレへ

 便秘とは、便が大腸内に長時間にわたって滞留し、排便が順調に行われない状態をいいます。
 通常、胃・結腸反射は朝食後に最も強く起こりますが、せっかく朝食をとっても、トイレに行けずに便意を我慢してしまうと、この胃・結腸反射は消えてしまい、しばらくすると便意も消失してしまいます。
 きちんと朝食をとって、20分〜30分くらい後に、便意の有無にかかわらず、トイレに行って座る習慣をつけましょう。これを毎日繰り返すことにより、便意が規則的に起こるようになり、便秘を解消しやすくなります。
 規則正しい排便習慣をつけるためには、寝坊を避け、ゆったりとした朝食時間と十分なトイレタイムをとれるように心がけましょう。

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十分な睡眠を

 睡眠不足で胃腸の休息が不十分な場合、朝食を食べても、胃・結腸反射が起きにくくなり、腸の蠕動運動が弱くなるため、便秘になる傾向があります。
 また、自律神経もうまく切り替わらず、消化機能も弱まるため、便秘になるだけでなく、食欲不振・消化不良・胃痛・膨満感といった症状があらわれてきます。
 規則正しい生活を維持するためには、まず十分な睡眠をとって、一日を爽快にスタートしましょう。

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食物繊維の多い食事を

 便秘を解消するには、消化の良いものや、軟らかいものばかりに偏った食事は禁物です。
 食物繊維は水分を吸収して便を柔らかくし、便の量を増やしてくれますが、スムーズに排便するには、それなりの量が必要です。
 一日における食物繊維の目標摂取量は25gですが、実際は平均で15g程度しか摂れていません。
 食物繊維をたっぷり含む野菜・海藻・豆類を中心にした和食は理想的な食事です。玄米や麦めし・野菜の煮物・納豆・和えもの・味噌汁などを、積極的に毎日の献立に取り入れましょう。

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一日一個のヨーグルトを

 腸内環境を整えるビフィズス菌を多く含むヨーグルトは、ぜひとりたい食品のひとつです。最近では、いろいろな種類のヨーグルトが市販されていますが、特に便秘の人におすすめなのが、ハードタイプのヨーグルトです。また、バナナ・ココア・ドライフルーツ入りシリアルなどと、ヨーグルトを組み合わせてとると、さらに効果的です。
 便秘解消や便秘予防のために、ヨーグルトを一日に一個、毎日続けて食べることをおすすめします。

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水はたっぷりと

 摂取する水分量が少ないと、便は硬くなり、便秘を引き起こす原因となります。
 一日に最低1.5〜2リットルの水分をとるようにこころがけましょう。運動をした日は、さらに多くの水分が必要となります。
 朝、起きがけに水を飲む以外にも、普段から、食事の際にスープや味噌汁などの汁物を加えたり、こまめに水やお茶を飲んだり、仕事中もペットボトルを手元に置いておくなど、常に水分補給に努めましょう。

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