便秘とツボ

反射区とツボ

 反射区とは、身体の各器官や内臓につながっている末梢神経が集中している箇所(面)のことを言い、五臓六腑の状態が常に反映されます。
 それに対し、ツボは各器官や内臓の働きを不調に陥らせている原因部分を指し示した箇所(点)です。
ツボが1つの点であるのに対し、反射区はツボよりも範囲が大きいブロックであることが特徴です。
 また、反射区への刺激は臓器そのものへの刺激(活性化)となり、ツボへの刺激は臓器の不調の原因となる箇所への刺激となります。

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便秘のツボ<おなか>

 おなかのツボへの指圧は、仰向けに寝て膝を立てた姿勢で行います。息を吐き出しおなかをへこませる時に、やさしく押すようにしましょう。朝、目覚めた時に寝床で習慣にすることをおすすめします。
 また、妊娠中はおなかのツボへの刺激は避けた方が無難です。

■中院(ちゅうかん)
みぞおちとおへその中間にあるツボ。
約5分間、円を描くようにやさしく揉みほぐします。
■天枢(てんすう)
おへそから左右に指4本分離れた場所にあるツボ。
上下にお腹が温かくなる感じがするまで、さすります。
■大巨(だいこ)
おへそから左右斜め下に指3本分離れたところにあるツボ。
人差し指・中指・薬指の3本の指先を使ってやさしく押します。

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便秘のツボ<背中>

 背中のツボは便秘の他に、腰痛にも効果があります。但し、過度に刺激すると腰を痛めますので、注意が必要です。

■便秘点(べんぴてん)
肋骨のいちばん下からさらに指2本分下がった高さで、背骨から左右に指4本分外側のところにあるツボ。
親指がツボに当たるように、ウェストのくびれに手を当て、腰をひねりながら指圧するとよいでしょう。
■大腸愈(だいちょうゆ)
腰骨の高さで、背骨から左右に指2本分外側にあるツボ。
仰向けになった状態で、背中の下でこぶしを作ってツボにあて、左右に身体を動かして刺激します。この時、こぶしの一番とがったところをツボにあてるのがポイントです。

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便秘のツボ<手>

 手のツボへの指圧は、やや強めに刺激を与えることで、自律神経に作用して腸の働きを促します。比較的即効性があり、仕事の合間やトイレに座っている時など、短時間でどこででも行えるのが利点です。

■合谷(ごうこく)
親指と人差し指のまたの間で、人差し指寄りにあるツボ。
もう片方の親指の腹を使い、円を描くような感じで、3分程度押しもみします。人差し指の側面部分に向かって押すのがポイントです。
■神門(しんもん)
手首の小指側の側面で、骨と筋との間のくぼみにあるツボ。
親指を立ててやや強めに指圧したり、あるいは親指と人差し指ではさむように指圧したりするとよいでしょう。
■間使(かんし)
腕の内側の真ん中で、手首から指4本分上のところにあるツボ。
親指を使って、強く押しながら揉むように刺激しましょう。
■支溝(しこう)
腕の甲側の真ん中で、手首から指5本分(手の幅)上のところにあるツボ。
親指の腹を使って、真下に向けて強く押して下さい。

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便秘のツボ<足>

 足のツボは、消化器系の病気全般に効果があり、胃に元気がない時に、エネルギーを送り込んでくれます。
 また、足裏にも胃腸に関係する多くの反射区とツボが存在しますが、ここでは、足のすね周辺にあるツボを紹介します。

■足三里(あしさんり)
膝から指4本分下がった、すねの横(外側)にあるツボです。
親指にチカラを入れて、押した時に痛みを感じる部分を、ぐりぐりとこねるように揉みながら押して下さい。
■三陰交(さんいんこう)
くるぶしの内側から指4本分上で、骨の後ろのくぼみにあるツボ。
親指を立てて、くぼみに押しあて、左右に動かす感じでマッサージをして下さい。

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青竹ふみで足ウラ刺激

 便秘の人は土踏まずからかかとにかけてコリがみられるため、腸の動きを活性化するには、足の裏の外側への刺激がたいへん効果的です。
 青竹ふみで行うと簡単にできます。
 便秘は、体の左側にある下行結腸とS状結腸と呼ばれる部分に便が滞ることが多いので、左足の裏を重点的に刺激するのがポイントです。
 膝を高く上げ、力強く足踏みするように、足の裏の外側部分を打ち付けてください。動作を大きく行うことで、ツボを刺激するとともに血行もよくなり、いっそう効果があがります。
 毎日10分程度、続けて行うようにしましょう。

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ゴルフボールで足ウラ刺激

 便秘に関係する反射区を刺激するには、ゴルフボールを利用するのも手軽で効果的な方法です。
座ったままでも出来ますが、できれば立ったままゴルフボールを踏むようにして下さい。片足ずつ土踏まずからかかとにかけて、まんべんなくコリをほぐすように、ゴロゴロとゴルフボールを転がしていきます。
 両足それぞれ5分位を目安に、毎日続けるようにしましょう。

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棒を使って足ウラ刺激

 指圧用として売られている棒や歯ブラシの柄など、先の丸くなった棒を使って、拇指球の下にあるくぼみの部分を、上から下に向かって揉みほぐすように刺激しましょう。この部分はコリを感じやすい場所で、胃に直接刺激が届きます。
 また、土踏まずの内側は小腸に、外側と上の部分は大腸に刺激が届きます。少し強めにほぐすつもりで揉みましょう。
 道具が無ければ、指を使ってもかまいませんので、入浴後などリラックスしている時に、習慣的に行うようにしましょう。

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