循環器疾患がもたらす便秘
高血圧で降圧剤を服用している場合は、副作用として便秘が引き起こされます。特に降圧利尿剤は、体内の水分排泄を促す作用があるので、水分不足から便が硬くなり、便秘を起こしやすくなります。
高血圧や糖尿病を患っている、あるいは高齢者の場合は、排便時のいきみによって、脳卒中や心筋梗塞などが引き起こされる危険性があります。
排便時にいきむことにより腹圧がかかり、血圧はかなり上がります。少しいきむだけでも、最大血圧が60〜70mmHgは上がると言われていますので、便秘の場合は、100mmHg程度は簡単に上がってしまいます。
以上のことから、これらの疾患をもつ人は、日頃から便秘に気をつけて、便の硬さをチェックしながら、よりスムーズな排便を心がけることが大切です。